テルマエ展|お風呂でつながる古代ローマと日本

202446日[土]~69日[日] パナソニック汐留美術館
※その後、神戸市立博物館に巡回

絵画・彫刻・考古遺物でたどる古代ローマと日本の“お風呂文化”

古代ローマの公共浴場(テルマエ)は、その高い建築・土木技術で知られるとともに、当時の豊かな暮らしぶりの象徴として、国内外から高い関心が寄せられています。日本でも公衆浴場はこよなく愛され、家庭内の風呂が当たり前になった現在でも、東京だけで約700軒の公衆浴場が存在します。

本展は、日本における古代ローマ研究の第一人者である青柳正規氏、芳賀京子氏の監修と、マンガ『テルマエ・ロマエ』で知られるヤマザキマリ氏のご協力で、古代ローマの人々の生活を“お風呂文化” を中心に紹介するものです。絵画・彫刻・考古遺物といった100件以上の作品と映像や再現展示を通して、古代ローマをより身近に感じていただくことができるでしょう。

本展の開催館には、国内有数の温泉地のある地域が含まれています。それぞれの地域に残される地方色豊かな歴史と文化にも触れながら、 『テルマエ・ロマエ』の主人公・ルシウスが浴場を通して日本とローマを往復したように、それぞれの浴場文化を体感いただけましたら幸いです。

漫画『テルマエ・ロマエ』でおなじみのルシウスが、お風呂の世界へご案内! 
© ヤマザキマリ

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(上部の画像左上から)《恥じらいのヴィーナス(ウェヌス・プディカ)》*、《湯屋模型》個人蔵、《銅製垢すりへら》ポーラ文化研究所蔵、《カラカラ帝胸像》*、《時世粧年中行事之内 競細腰雪柳風呂》神戸市立博物館蔵、《アポロとニンフへの奉納浮彫》*、《ゴールドバンド装飾瓶》平山郁夫シルクロード美術館蔵、《江戸名所百人美女 御殿山》ポーラ文化研究所蔵、《悲劇の仮面を表した軒瓦(アンテフィクス)》*、《明神湯模型》町田忍蔵、《ライオン頭部形の吐水口》*、《ヒョウに乗る幼児》平山郁夫シルクロード美術館蔵
作品画像はすべて部分、*はナポリ国立考古学博物館蔵 Photos © Luciano and Marco Pedicini
(上部の画像左上から)《恥じらいのヴィーナス(ウェヌス・プディカ)》*、《時世粧年中行事之内 競細腰雪柳風呂》神戸市立博物館蔵、《湯屋模型》個人蔵、《銅製垢すりへら》ポーラ文化研究所蔵、《江戸名所百人美女 御殿山》ポーラ文化研究所蔵、《ゴールドバンド装飾瓶》平山郁夫シルクロード美術館蔵、《カラカラ帝胸像》*、《アポロとニンフへの奉納浮彫》*、《明神湯模型》町田忍蔵
作品画像はすべて部分、*はナポリ国立考古学博物館蔵 Photos © Luciano and Marco Pedicini
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